すべてのスポーツに共通する「本質的な力」を鍛える

また、念のために話しておくけれども、このページで紹介する卜レーニングだけに打ち込 んでみても、世界のトップ選手にはなれないどころか、いいサッカー選手にもなれない よ。つまり、チームでのサッカートレーニングをおろそかにしては意味がない、とい うことなんだ。このことは絶対に忘れないでほしい。

だから、チームでしっかりサッカーの練習をしながら、ここで紹介するトレーニング にも取り組む時間をつくってほしい。それからストレッチや高校生以上で筋トレをやっ ている選手は、そうしたものも当然大切にしてほしい。

たとえば、現在、日本で最高のスポーツ選手であるイチローだって、トップ選手の ための4条件を満たしている。また、バスケットで「神様」と呼ばれたマイケル.ジョー ダンも、当然、4条件を満たしているよね。

でも、イチローやマイケル・ジョーダンを連れてきてサッカーをさせても、小学生の うまいサッカー選手にも負けてしまうだろう。サッカーのテクニックや戦術を磨く練習 をしていないからだね。

つまり、ここで紹介する卜レーニングは、あらゆるスポーツのトップ選手に共通する、 いってみれば、「本質的な力(これを本質力と呼ぶ)」を身につけ’ さらに、上達させる ための卜レーニングなのね。だけど、これらの卜レーニングだけを続けても、サッカー 選手としてのテクニックや戦術面などの「具体的な力(これを具体力と呼ぶ)」が、そ のままアップするわけではない。

両方のトレーニングに打ち込んで、長く続けることで、「本質力」と、サッカーの「具 体力」とが、お互いに高まっていくと考えてほしい。この二つの力は、61ページのイラストで示したような関係になっていると考えている。

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